2012年5月4日金曜日

肝要な油圧?

クイズの多数?の応募、ありがとさ~ん(o ̄∇ ̄)/






で、昨晩、回答をしたとたん、多数のブーイングありがとうでおじゃる♪( ̄、 ̄=)










て、本題ですが、油圧とアイドリングのお話。


通常、VWはエンジンに比例してオイル圧送量も増えますが


アイドル時は、かなり圧が低いです。


OPランプが点かなきゃOK」はドノーマルの話です。


オイルの通り道を考えた時、所々でこぼれながら各部を潤滑し最終到着点は


コンロッド大端部とロッカーアームのアジャストスクリューがオイルのゴールになります。


コンロッド系統の場合、コンロッドメタル横からあふれ出たオイルがピストン裏や


コンロッド小端部にもひっかかり、ピストンを冷却する役目もしています。 


ロッカー系は


ケースリフタープッシュロッドロッカアームシャフトアジャストスクリュー)


と巡回したオイルはアジャストスクリュー脇からバルブの頭にしたたり落ち、


高温になるエキゾーストバルブスプリングオイルで冷やしてくれます。








もう、おわかりですね?


アイドリングが低ければピストン裏の冷却も落ちますしバルブ冷却も


おちるんですよ~。


特に社外品のハイロッカーはアジャストスクリューが純正とはの位置に


付いてますから、


ケースリフター→プッシュロッドロッカアームシャフト)でオイル巡回終わり


バルブを押す部分は潤滑されません。なので当然、


バルブとスプリングの温度が上がります。


なのでアイドリングを上げケース内のブローバイに乱流を起こさせ少しでも

バルブを押す部分周辺やバルブにオイルを掛けて冷やそうってコトなんです。

ピストン裏やコンロッド小端部(ピン潤滑)についても同じ事がいえます。


あと、勘違いしてる方も多いのですがバルブとガイドはオイルで潤滑してます。


社外ハイロッカーで低アイドリングだと、ココにもオイルが行き渡りません。


回転数が低いので焼きつくことはマズありませんがガイドの消耗が結構


早くなりますよ。


あとスプリングの材質にクロム系が少ないと熱が上がった時にスプリングが


折れる時もあります(笑)


一概に「何回転」とは言えませんが、チューニングでノーマルよりアイドリングを


低く設定することは、私の中ではアリエマセン( ̄ー ̄)


ですから肝要な油圧が大切かと。

多少、馬力Lossにもなりますが、大き目のポンプを付けてリリーフで

逃がすってテもアリかなぁ?





















jay ceeのリリーフ付きフィルターですが結構オススメです。


デュアルリリーフケースのリリーフ穴は、小さすぎるので


とっさの時、意外と役目をしてないですが、コレならOKです( ̄ー ̄)


あと、極論言えばこんなコンロッドが最高です。ほすいなぁ~


ポーターロッド






























特注のオイルホール貫通タイプ
ピストンクーラーも要らないネ










































でも、このロッドの穴、どーやって空けたんやろ?( ̄ー ̄?)


Mr Tの回答お待ちしておりまする。


ウ~ム、穴の事を考えると今夜も眠れん イヤらしい穴ちゃうで~